東京青山同窓会会長挨拶

人間いたる処、“あおやま”あり

東京青山同窓会会長
佐藤 信秋(74回)

東京青山同窓会の皆様のご活躍を喜びながら、この度会長に推挙頂きましたご挨拶を申し上げます。猪口 孝前会長におかれては、7年間、県立大学を育成しながらのご活躍に心からの感謝を申し上げます。また、役員の皆様も本当に有難うございました。引続きよろしくお願い致します。

私自身顧みますと、故郷、なかでも同じ高校に学んだ縁というものは、有難いものだ、とつくづく思っています。東京同窓会の四代前の斉藤英四郎名誉会長とは仕事上大変お世話になりました。当時建設省の室長をしていた私は、先輩、後輩の縁であつかましく、超多忙な会長に、ある委員会の委員長をお願いしたりしました。三代前の斎藤伸雄会長には柔道部のOB会長をご指名頂きました。残念ながら先日亡くなられた先々代の栗林会長には国土交通省OBとしてもお世話になりました。猪口前会長にはご夫妻ともにご指導頂いてます。北海道から沖縄まで、全国で青山OBの活躍に接するたびに、「人間いたる処、青山あり」との古言を「あおやまあり」と読み換えて想い起したりしています。

仕事ができる、活躍できる、ということには様々な要因があると思いますが、同じことをしても、何かしら縁のある同士は、お互いに評価を高く感ずる、話が通じ易い、というのも、大事なことではないかな、と思っています。

そういう観点から、青年、壮年、高齢者が集う場の同窓会というのも大切な機会であり、また同期の桜に久し振りの会話も人生の潤いでもあるでしょう。かん談の場、交流の場として、また母校に何がしかのお役にも立てるかも知れない。そんな思いで、同窓会長を有難くお受け致しました。役員の皆様はじめ、会員の皆様のご協力を頂いて、尚一層くつろげる、楽しめる同窓会になるよう私なりに微力を尽くしますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

2015年(平成27年)11月